せるてむの凹凸でいりー

発達障害を抱えた人間の日々を紡いでいく

低気圧の中を揺蕩

お住まいの地域にもよると思いますが、特に低気圧に弱い方々は、本当にお疲れ様でした。もちろん、低気圧に弱くない方々もお疲れ様です!

 

気圧と自身の体調の関連に気付いてからと言うもの、天気予報と気圧の動向チェックは欠かせない日課にとなっていましたが、低いぞー大気圧くん・・・。参考元にしたツール等にもよると思いますが、僕の住む地域では、今日の午前中はなんと1005hPaを下回ってしまうくらいの低気圧に見舞われていました。

あくまで大体そうかなくらいの物ですが、僕の場合は1010hPaを下回ると、どうやら心身の調子に異常を来し始める様です。それでもこの程度であれば、頭や体の動きがちょっと鈍い、キレが悪い、気分がどうしても下り坂傾向、日によっては時折ダウン手前になる時もある、そのため積極的な事や難しい事はできればしたくは無い等、注意報的なレベル。しかし1005hPaを下回る、これは警報発令レベル。気分も体調もぐったりしてしまい、基本的に無いやる気と言うものが、尚の事出ない、頭痛や息苦しさに襲われる事もしばしば。朝から解熱鎮痛剤の活躍劇が繰り広げられました。しかし、低気圧の日こそ、活動的に。(もちろん無理の無い範囲で)

 

自己紹介にも書いた通り、現在の僕は、支援事業所へ通いながら、障害者雇用での就職を目指しています。そして目指す雇用形態はパートタイムではなくフルタイム。さらに可能であれば、正社員登用が望ましいと考えています。であるのなら、低気圧に負けていては、目標は遠い・・・! そんな訳で、低気圧の日は養生に努める事の多かった僕ですが、今年度は切り替えて、低気圧の日でも活動的に過ごそうと言う試みを始めてみました。今回やった事は、お買い物と本屋さんへ行く事です。

 

まずは前菜がてら、お買い物。内容は季節の流れを鑑みて、新しい薄手の上着となるものと、レモン果汁(業務用)の購入です。

僕は季節に関わらずほぼ長袖一択派です。さすがにこの暑さは...って時は腕をまくる時もありますが、基本的に着る服は上下共に一年を通して長袖です。この長袖に対するこだわりは、恐らくASDの影響もあることでしょう。何故なら、季節に関わらずほぼ長袖一択であるのに対して、その実体温調節が上手くできず、とても汗っかきであるからです。それなら、恐らく多数の人は上下共に、あるいはどちらかだけでも半袖の物にするかと思いますが、半袖だけになるのが何故か嫌なのです。また、汗っかきの反面、肌の感覚が過敏気味であり、強い冷房で肌の痛みを伴う事に毎年必ず遭遇します。最初は火照った体が冷えて助かるのですが、落ち着いた後は肌が痛いと言った具合に。長袖一択はこれを一纏めに解決するアンサーでもあります。肌の過敏さ故に冷房を弱めて貰った結果汗につながるよりも、寒すぎる様であれば自分が上着を着ることで自己調整したほうが、角も立たず体温調節が上手くできない点を心配する必要がなくなります。自室であれば扇風機も活用して小まめに調整をするのですが、自室外だと自分だけの為にこまめに調整する訳にもいきません。あまりエコではありませんが、最初から寒い位の方が、汗と言う懸念事項がなくなり結果的に安心できるのです。

2つ目のレモン果汁(業務用)。これは我が家、と言うより僕の必需品のひとつです。よく好んで飲む飲み物が、このレモン果汁を使用した、レシピ的には自家製スポーツドリンク。基本のレシピでは水2Lに対して、砂糖80~100g、塩2~3g、レモン果汁大3です。僕は水以外の材料3つをそれぞれ少し増やした独自ブレンドで、少し濃いめに仕上げたレモネード風の物を愛飲しています。きっかけは、夏場のスポーツドリンク代の節約方法は何かないの?と言う事でした。そこでググって見つけたのがこのレシピ。数年前までは、夏季限定ドリンクだったのですが、気づいたら1年を通じて飲むようになっていました。冬場はホットにしても◎。

服も買い、レモン果汁も手に入れたら、一旦帰宅して気力体力を補充しなおし、いよいよメインディッシュである本屋さんへ。わざわざ電車を乗り換えて大型店舗へ行ってきました。

僕は本屋さんへ行く事が結構好きだったりします。僕の抱える発達障害の場合、文字列との相性が比較的良い為、本などの文字列から情報を手に入れる事を好みます。この点で、文字列と言う形の様々な情報が揃った本屋さんと言う所は、癒しとやる気を引き出し、最新の情報や新たな発見と刺激をもたらせてくれる、僕にとっては重要な所なのです。特に大型店舗だと、まず本と言う好きな物が沢山あると言う環境である事や、分野別に分けられた書棚は、内容や種類・幅も広く深く、興味関心のある分野にはどっぷりと言う、発達障害に性質的にも、モチベーションや気分が高まります。一通り興味・関心のある分野の書棚を回るだけで、数時間経ってしまう位。また、僕は本を購入する際は、一度手に取って中に目を通して、よく検討をしてから購入をしたいと言う強いこだわりがあります。本って、著者の方との相性と言うのもがあると思います。著者の方と実際に仲が良い悪いと言う話ではなく、その本の構成の仕方や文節、表現等が自分に合うかどうか、そんな感じの物です。あまりに相性が悪いと、うまく読み進めることができなかったり、せっかく購入をしたのに何を得たかったのかいまいちわからなかった、なんてことに少なくとも僕はなったりします。そうした点をチェックするのにも、実店舗と言うのはとても重要なカギを握っています。お財布の状況が許すのであれば、興味関心のある分野で、妙なこだわりもある自分のセンサーに引っかかった本は全部購入したい所なのですが、まだまだ現状ではそうもいかないので、それなりに目的と意図を絞り、最終的に数冊の本を購入して帰路に着きました。

 

今回の試みは、特に興味・関心のある分野への合致する事に重点を置いた試みだったのですが、結果は予想以上でした。気圧の低い日の割には、比較的元気に動きまわれた日となりました。いかに自分の興味・関心のある分野への合致する事が、発達障害においては非常に有益な事であると、改めて実感する日ともなりました。